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満天の星空が広がる丘の上の暮らし

廣瀬 義一さん

「夏の暑いさなか、丘を心地よい風が撫でていく時、これ以上何が必要なのかな、と思うんです」。イギリス駐在時代に暮らしたのどかな田舎の風景を求めてたどり着いたのは、豊頃町の丘の上でした。

横浜で生まれ、東京暮らしが長かったという廣瀬さん。米国系自動車部品メーカーに勤め、1990年から93年の間まではイギリスに駐在し技術者同士の架け橋役を担っていました。

定年まで8年を残し、57歳でリタイア。数ヵ月後ののちに移住を決め、9ヵ月の間町営住宅に住みながら土地を探しました。「最初は長野にでも、と考えていた時期もあったんです。でも、土地のしがらみがない北海道、さらに雪の少ない十勝地方はすぐに候補にあがりましたね。知り合いの人との縁もあって豊頃に来て。自分がやりたいことをやろうと思ったら、自然と環境が整い始めるんですよね」。当初予定していた土地とは違いましたが、丘の上にあった、30年以上住んでいない廃屋が廣瀬さんの心に留まります。900坪の土地に、2000年から12年間営んだ1日1組のB&Bのためのスペースと自宅を建設。その他、道路から家までの間に植えた白樺並木や家庭菜園のレベルを超えた畑作り(豆やジャガイモ、ベリー類、野菜を栽培)など、豊頃での暮らしを存分に楽しんでいる様子。

窓の向こうに広がる丘の四季を感じながら暮らすことは、都会暮らしにはない心の充足感を与えてくれます。

 

宿を営んでいる時にゲスト用に造った天井6m、広さ20畳のリビング。薪ストーブを焚き、レコードを聴きながら過ごしたい。

 

12年間宿業を続けたおかげで出会った人も多い。庭に置いてある日時計のオブジェもお客さんからのもの。そうした一つひとつに、様々なエピソードがあります。

 

 

豊頃町茂岩からは車で15分ほど。丘の上を登りきると、白樺並木の向こうに廣瀬家が見える。

 

 

 

●冬場の除雪作業は?

町道から我が家への道はご近所の息子さんが来てトラクターで除雪してくれたり。あとは、除雪機とママさんダンプで家の周囲は自分でやります。

 

●買い物や旅行の際など、不便ではないですか?

娘家族のいる東京や息子家族のいるオーストラリアなど、飛行機に乗る機会は多いのですが、空港までは車で30分なので不便ではないです。帯広市や幕別町のショッピングセンターなどへも、車で20分程度ですね。

 

●町との関わりは?

この場所を紹介してくれたのは、役場の担当者の方。豊頃町はカナダのサマーランドと姉妹都市なので、交流などの際の連絡や打ち合わせなどの面で、お手伝いしています。

●ご自宅のおすすめポイントは?

屋根の上に造った「星見台」ですね。360度星が見えます。この辺は街灯もないので、空一面に星空が見られますよ。

 

豊頃町統内在住  廣瀬 義一さん(71歳) 移住年:1999年 出身:横浜市

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