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豊頃町の林業
町全体の面積の6割を占める豊かな森林資源。豊頃町は、森林を守り育て、共に生きる道を探ります。
豊頃町は、丘陵性の大地が起伏しており、やや腐食質に富む砂壌土が分布し、孔隙性に富む褐色森林土でおおわれているため、林木の生育にはとても適しているといわれています。町を緑濃く包んでいる森林の面積は3万2千ヘクタールにも及び、総面積の約6割を占めるほどの豊かさ。内訳は一般民有林が2万ヘクタール、道有林が1万2千ヘクタール、そのうちカラマツやトドマツを中心とした人工林の面積は1万8百ヘクタールとなります。
森林は、木材等の生産はもとより、水源のかん養、山地災害の防止、快適環境の形成、生物多様性の保全、地球温暖化の防止など多面的な機能を持っていることから、森林整備の実施や森林保全の確保による適切な森林管理が求められます。