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豊頃町開拓の祖 二宮尊親
(1)豊頃町開拓の祖 二宮尊親
興復社二宮農場の創設者二宮尊親は、二宮尊徳の孫として、安政2年11月16日、現在の栃木県今市市に誕生。明治29年興復社再建のために北海道開拓を決意し、社員等4名とともに渡道。明治30年牛首別興復社の設立認可を受け、3月3日第一期移住民15戸を引率し、4月8日牛首別原野に到着。この年郷里から家族を呼び寄せ、茂岩に居住することとなった。以来明治31年第二期入植者23戸、明治32年第三期入植者14戸、明治33年51戸、明治34年14戸と続いて入植し、尊親自ら陣頭に立って寝食を忘れて指導に当たった。明治40年入植以来10年にして開拓の方向も定まり、各農家も経営の安定を見るに至ったので、福島県中村に転住。その後は年に数回実情の把握および指導のため現地入りしたのである。
この間、十勝にあっては農会長、学事会員、その他の公職に推され、依田勉三、関寛斎らが尊親を訪れたこともあった。郷里に帰った後も、尊徳遺稿一万冊の整理、「二宮尊徳遺稿」の編集著作に専心する傍ら、農業関係、金融関係、教育関係の公職及び実務に当たり、現西宮市報徳学園の二代目校長などを務め、大正11年11月東京において68歳で病死した。
(2)報徳に学ぶ~まちづくり ひとづくり~
(2)やさしい「報徳のおしえ」[PDFファイル/4.17MB]
(10)報徳のおしえ実践指標(平成29年4月1日改訂)[PDFファイル/1.57MB]
(11)北の大地への挑戦 二宮尊親物語(DVD 40分)
(3)報徳のおしえと学校
(1)小学校社会科副読本(表紙) 小学校社会科副読本(裏表紙)
(4)子ども報徳訓
(5)刊行物一覧
(6)二宮尊徳・尊親に学ぶ報徳図書コーナー
明治30年、祖父 二宮尊徳の「報徳のおしえ」と報徳仕法の継承を願い、結社 興復社を創立し、北海道開拓の地として本町ウシシュベツ原野(現 二宮地区)の一画に入植した二宮尊親(にのみや たかちか)の足跡や、報徳思想を確立した二宮金治郎(のち尊徳)に関する図書資料などを展示しています。
(7)郷土資料情報室 歴史の森写真館
歴史の森写真館